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最近買ったレコード紹介
1月〜3月

 今回は、1月〜3月の間で買ったレコード、7inchを含め13枚をご紹介します。
 記事が長くならないよう、なるべく短めの紹介になりますが何卒ご了承ください。

They Might Be Giants/APOLLO 18 (UK-ORG)

 ブルックリン出身のデュオThey Might Be Giantsの4thアルバムです。
 値段は7000円。迷ったけど「初買いだ!」と理由をつけ、思い切って購入しました。
 いつも通り楽曲に一貫性はないですが、前作「Flood」に比べ、ギターをフィーチャーした楽曲が増えた気がします。
 この先のバンドサウンドなアルバム群に繋がる架け橋的存在のアルバムだと思いました。

〜オススメの曲〜
・Fingertips
 10秒程度の楽曲21曲を切り貼りし、1つにまとめた曲です。
 21曲全ての楽曲スタイルが異なり、急に変わる感じがTVのチャンネルを切り替えたかのようで、面白いです。

Talking Heads/Fear of Music

 こちらは過去の記事内でも紹介した、Talking Headsの3枚目のアルバム「Fear of Music」のUS-ORG盤です。
 アフリカン・ビートへの傾倒により、ダンサブルな曲が多く含まれたこのアルバムは、個人的に次作の「Remain In Light」よりも初期のポップさが残されていて好きです。

〜オススメの曲〜
・Life During Wartime
 「Stop Making Sence」でのパフォーマンスを見て以来、この曲が大好きです。
 ほぼ全ての楽器が同じメロディ、リズムの反復であるのに対し、コンガやギターに少しの変化を加えることで飽きが来ないように対策している。この工夫は見習いたいなと思いました。

Tears For Fears/Songs From The Big Chair

 Tears for Fearsの2ndアルバムです。
 収録曲の「Everybody Wants to Rule the World」だけが聴きたくて購入しました。アルバム全体にかかる、浮遊感のようなものがとても大好きです。

〜オススメの曲〜
・Everybody Wants to Rule the World
 この曲は本当にアンセム的でかっこいいと思います。
 イントロのアルペジオから始まり、キャッチーなサビまでへ行く流れが綺麗で好きです。
 この曲を聴くとドライブに行きたくなります。

Modern Lovers/LIVE

 Jonathan Richman率いるModern Loversのライブ盤です。
 このアルバムでしか聴けない名曲「I'm A Little Airplain」や代表曲である「Egyptian Reggae」「New England」などが収録されており、彼らの入門アルバムとしてもオススメだと思います。
(それに、演奏のクオリティだって素晴らしい。)

〜オススメの曲〜
・Ice Cream Man
 誰かとこのアルバムについて語る時、真っ先に話題に上がるのがこの曲です。
 良い曲だからなのはもちろんなのですが、くどいぐらいに繰り返されるアウトロの部分が物凄く可笑しくて、アルバムのハイライトとなっているのです。
 観客も、本人さえも笑ってしまう瞬間に、会場に漂う温かい空気を感じ取ることができると思います。

Clash/Sandinista

 こちらは過去に1つの記事で丸々紹介したので割愛します。
(詳しくは過去の記事を遡っていただければ見れるはずです。)

Brave Combo/No Sad Faces

 ポルカやサンバ、チャチャにハードロック。多種多様な音楽を得意とするBrave Combo。84年のライブ盤です。
 ライブ盤だと知らずに買って、最初はガッカリしたのですが、聞いてみると演奏はめちゃくちゃ上手いし、会場の熱気は凄いしで、100点満点でした。
 色々なジャンルの曲をやっているので、味変が欲しい人にオススメです。

〜オススメの曲〜
・The Real Thing
 このアルバム唯一のファンクロックナンバーです。サックスのリフとハードなカッティングのギター、ラップ風なボーカルが絡み合って物凄くかっこいいです。
(次の曲への繋げ方も上手。)
 こういう曲でのCarl Finchの歌声は、濁声も相まってPrimusのLesに似てるなと思いました。

Beatles/She Loves You (UK-ORG)

 言わずと知れた、Beatlesの名曲です。
 Beatlesのオリジナル7inchを1枚くらい持っておきたいと思い、初期で一番好きな「She Loves You」を買いました。
 開始1秒目のタムから物凄い迫力に圧倒されました。
 それに加えベースもシンプルなフレーズなのにアタック感が前に出て、より力強いものとなっていました。
 結論、買って良かったです。

Dickies/Incredible Shrinking Dickies

 アメリカのパンクバンドDickiesの1stアルバム。これはバンドメンバーのOi君から勧められて購入しました。
 底抜けに楽しいパンクロックです。もれなく全ての曲がハイスピード、ハイテンションで繰り広げられて、つるりと全曲聴くことが出来ます。
 「何かテインションの上がる曲で踊りたい!」という人にはピッタリなアルバムだと思います。

〜オススメの曲〜
・Shadow Man
 Shadow Manという(多分)架空のヒーローのテーマソングです。
サーフソングに触発されたリズムと、テキーラからパクったSaxのリフがキュートで大好きです。

Lord Invader/Calypso

 40年代ごろに活動を行っていた、カリプソ歌手Lord Invaderのコンピアルバムです。
 僕は一時期カリプソに熱を上げていて、スチールパンを買おうとしたり、トリニダード・トバコの位置を調べたりしていました。
 本場のカリプソを聴きたいと思い購入したのがこのアルバムです。クラシックなカリプソの曲が収録されていて、初めての人にもオススメです。

〜オススメの曲〜
・Barrack Room Scandal
 どの曲もオススメなんですが、この曲だけ裏声を使ったり叫んだりしてふざけていて、とても楽しそうな雰囲気が伝わってくるのでオススメです。

ESG/Come Away

 ニューヨーク出身のバンド、ESGの1stアルバムです。これはバンドメンバーのリー君から教えてもらいました。本当に良いアルバムです。
 ボーカル、ベース、ドラム(パーカッション)のシンプルな構成なのに、何かを足す必要がないくらいに完成されています。
 ベースラインも、まるでモータウンかようにシンプルでキャッチー、それでいてファンキー。天才的です。

〜オススメの曲〜
・You Make No Sence
 ただこのタイトルをひたすら言っているだけ曲なのに、グルーヴがあってめちゃくちゃかっこいいんです。
 ブレイク前のただれ落ちるようなベースラインや、ブレイクのウッドブロック(?)のソロが可愛くて好きです。

Charli XCX/Brat

 Charli XCXの2024年作のアルバムです。
 「流行りを知るため、月に一枚は新譜を買おう」と思いつき、様々な媒体で「2024年のベストアルバム」と謳われていた今作を購入しました。
(この時点で新譜ではない)
 No.1かどうかは正直良くわかりませんが、なんとなく幼い頃にCMなどで聞いたクラブ・ミュージックぽさがあって好きです。
 もっと最近の曲を聞き込んで勉強します…

〜オススメの曲〜
・Apple
 2010年代前半のポップソングぽい、めちゃくちゃキャッチーな曲です。Tiktokで流行ったのも頷けます。

Sam Cooke/Live at The Harlem Square Club

 80年代に出たサムクックの63年のライブ盤です。
 これだけはオリジナル盤を最初に聴きたいと思い、1万円で購入しました。
 自分が恥ずかしくなるくらい、この人はめちゃくちゃ歌が上手いです。皆がイメージする洗礼された甘い声の彼ではなく、ハードでソウルフルなボーカルをこのアルバムで聴くことが出来ます。ただひたすら熱いです。オススメです。

〜オススメの曲〜
・Cupid
 めっちゃ綺麗なラブソングです。高音の部分のしゃがれたボーカルがカッコいいです。
 曲自体もオリジナルよりテンポが上がっていて、ちょっとチャチャっぽくなっています。
 聴いてるととても幸せな気持ちになります。

David Bowie/Young American

 最後はこちらDavid Bowieの8thアルバムYoung Americansです。
 こちらはボウイのプラスチックソウル期と言われているように、ファンクやソウルに影響を受けた楽曲の多いアルバムになっています。
 女性コーラスを多用していたり、ホーンセクションを増やしたりと傾倒ぶりが伺えます。
 この時期のボウイはドラック漬けだったそうです。

〜オススメの曲〜
・Fame
 ジョンレノンも参加したこの曲は、アルバム内で唯一ファンキーさを前面に出した曲です。
 ボウイらしい難しいコード進行や展開はなく、ひたすら反復の演奏です。少しもったりとしたドラムや、深いリバーブにドラッグ味があって、気味悪いです。
 (この時期のボウイはドラック三昧だったそうです。)

…以上13枚、Yujiro Ozakiでした。